滝脇(たきわき)陣屋


◆別名:

 

◆所在:

豊田市滝脇町西洞

 

◆交通:

 

◆歴史:

長享元年(1487年)松平宗家4代目親忠の九男であった乗清が滝脇城日影城)を本拠として、滝脇松平を名乗ったが、同族の大給松平氏と所領争いの結果、弘治2年(1556年)に起こった滝脇合戦で敗れ去る。

 

3代目の乗高は徳川家康に仕え、三河一向一揆の討伐、天正3年(1575年)二俣城攻め等に従軍。二俣城攻めが終わった後は、父兄の仇である大給城を夜襲して親乗を駆逐。
慶長5年(1600年)関ケ原合戦の後に4代乗次は600石で滝脇に陣屋を構えた。

 

◆現在:

長松院の前に看板が残る他、一帯には石垣跡と言われる箇所が点在している。 

豊田市との境を流れる郡界川の対岸には滝脇城の遺構が残されている。