高橋(たかはし)館

館近辺に立つ鷲取神社の社記

 

2017年11月25日撮影


◆別名:

 

◆所在:

豊田市御立町10丁目1

 

◆交通:

 

◆歴史:

高橋荘の地頭を務めた高橋氏の一族である高橋蔵人頼貞の館と伝わっている。

源頼朝に武勇を称された高橋頼之は8,000貫の地頭となり高橋荘を治め、五代後の子孫である頼貞が城館を構えるが、その嫡子高義は弘安8年(1285年)に起こった霜月騒動の影響で宇都宮貞綱の旗下に入り、元寇の際には九州へと軍を出したと言われている。

 

◆現在:

鷲取神社の南側に城館があったと伝わっているが、館の西側を流れる矢矧川の氾濫で遺構などは失われている。