市木(いちき)城

2015年12月14日撮影


◆別名:

 

◆所在:

豊田市市木町

 

◆交通:

 

◆歴史:

築城年には諸説あり、永禄年間説(1558年~1570年)が有力だが、文治年間(1185年~1189年)説も存在する。

 

城主はこの地を治めた鈴木氏で、永禄年間には鈴木重親が居城したと言われ、その後、当地で大きな合戦が有り、鈴木氏は敗北して離散。城跡には鈴木氏の菩提を弔うための草庵が建てられ、これが現在の昌光寺の始まりとされる。

 

◆現在:

昌光寺が城跡と言われ、周囲の道路は堀跡だったとも言われている。

寺の背後は土が盛られている個所があるが、当時の土塁の名残であるかは不明。


矢作川の支流である市木川を望む高台に市木城は建てられた。

写真左が市木川で、右側が昌光寺となっている。